RubyKaigi 2023に参加しました
5/11-13 長野県松本市で開催されたRubyKaigi2023に参加しました。
なんで参加したの?
去年のRubyKaigiに行っている同僚を見て楽しそうすぎて来年こそは絶対に行くとずっと思っていました。
この、「楽しそう」とは決して遠くへ行って観光したり美味しいものを食べたりすることではなく (もちろんそういった側面もありますが)、Rubyコミュニティの一員として最新の技術をキャッチアップしたり、色々な人と関わってワイワイ交流することが「楽しそう」すぎて2023こそは初参加をしてやるという強い気持ちがありました。
Matzもどこかで言っているように、Rubyは楽しむために設計された言語であり、Rubyを愛用する人々は本当に楽しんでいるのか、この目で直接確かめる使命がありました。
目的
RubyKaigiに参加しようと思った動機は前述の通りで、会期中の目標をいくつか掲げました。
- Rubyコミュニティを肌で感じる
- 技術的知見をたくさん持って帰る
- 積極的に他社エンジニアと交流する
- Matzと写真を撮る
参加してみて
「思ってた4倍楽しい」
相当期待を抱いて参加しましたが、余裕で上回ってしまうくらい楽しかったです。
まず、オフラインでのカンファレンスに参加すること自体がほとんど初めての経験でした。
学生時代にも学会などいつくか参加していましたが、コロナ禍だったということもあり、全てオンラインで行っていました。
そんな中で、うわ〜ここにいる人みんなRubyistなのか〜という感覚は奇妙さすら感じてしまい、言葉にできない高揚感をずっと抱いていました。
各セッションも専門性が高く、正直「アーナルホドハイハイ完全理解。」状態になることもちらほらありましたが、どうやらRubyKaigi初参加の洗礼らしく、むしろ次こそはという気持ちでモチベーションが爆上がりしまくっていました。
何より、昼食やDrink Upでの様々な人との関わりこそ、オフラインの開催でしか味わえない貴重な経験であり、改めて参加することができて本当に良かったという気持ちでいっぱいです。
今年も何かの間違いで参加していなかったらきっと今頃旅立っていたかもしれません。
目標達成状況
Rubyコミュニティを肌で感じる
めちゃくちゃ感じられました。
会場内全員がRubyistなのはもちろん、夜どこを出歩いていてもそこら中にRubyistがたくさんいて休む間もなく肌で感じ続けられました。
生憎、他の言語や領域の特性をまだ深く知らないのでRubyistはこういう人たちというのをうまく形容できませんが、とにかくRuby好きなやつに悪いやつはいないよと孫に語り継ぐことはできます。
技術的知見をたくさん持って帰る
これは正直にいうと「△」かなという感じです。
もちろん学んだことはめちゃくちゃあったのですが、Rubyや英語の能力が不足していて、「俺がもっと強ければ...!」になることが多々あったのが悔しいです。
興味はあるけど英語のセッションだからなぁで躊躇してしまうのってすごい勿体無いな〜と思ったので、マジでやるぞ。
積極的に他社エンジニアと交流する
大交流祭でした。
各社若手シャッフルランチを開催していただいたり、Drink Upで色々な企業の方とお話ししながらうまい酒と料理を食べてコミュニケーションと体重を貯金することができました。
むしろこういう機会でなくても普段関わらない人たちと交流して刺激を受けることは定期的にやっていきたいのでいつでも誰でも誘ってください。フットワークの軽さには定評があります。
Matzと写真を撮る
やったぜ
これからのこと
RubyKaigi2023を終えて、間違いなくRUby愛やモチベーションは上がりました。
何より、楽しい開発体験は言語の特性のみでなくコミュニティの力も大きいということを改めて知ることができました。
2022年の自分に、来年になったら「やっぱり楽しかった」になっていると教えてあげたいです。
そして、2024年にRubyの理解を深めた自分が、2023年の自分に「もっと楽しかった」と言えるようにこれからもRubyコミュニティの一員として頑張っていきたいです。